TECHNOLOGY 01独自のMTT技術

技術ソリューション

オペレーターひとりによる
MTT作業を実現

レールテック独自の
先進的な
MTT技術を
多くの鉄道事業者様にも
レールテックはマルチプルタイタンパー(MTT)の運用に独自の技術を持っています。

・測量無しで絶対基準作業と同等の施工精度を実現
・省人化によりタンピングオペレーターのみで施工
作業者の練度にかかわらず高精度の施工

当社で開発した「NtiRT」復元作業計画・MTT制御システムを利用することで、これらを実現しています。

レールテックではこの独自のMTT施工技術を、他の鉄道事業者様にもご提供しています。
・施工請負
・NitRTの導入

また、MTT技術者研修もオーダーメードで承ります。

御社のMTT施工に関するお悩みを、ぜひご相談ください。

TECHNOLOGY 01-01当社のMTT施工
独自のMTT技術
当社では軌道検測車のデータを活用した「復元波形」を使用してMTT施工を行っています。

また、MTTの制御を含めてシステム化しているため、高品質な線形整備と省人化を両立し、作業者個人の技量・経験値に影響されない計画精度の高いMTT作業が可能です。
復元作業計画
MTTの作業方法には一般的に、MTTが搭載する弦で相対的に整備を行う「相対基準作業」、線路実線形を測量し理想的な線形に整備を行う「絶対基準作業」の2種類があります。

相対基準作業は比較的低コストで施工ができますが、理想的な線形に整備することが難しいという課題があります。
一方、絶対基準作業は線形の良化度を高めることができますが、事前の測量作業が必要でコスト・時間・労力がかかります。

これらの課題を解決するため、レールテックでは軌道検測車のデータを活用した「復元波形」を使用し、「絶対基準作業」相当の品質を確保しながら作業の労力やコストの大幅削減を実現しました。

軌道検測データと簡易な現場調査から実線形を復元し、理想的な計画線形となるように移動量を算出し「復元作業計画」を作成します。
MTT作業
復元作業計画に沿って作業を行います。

弊社システム「NtiRT」が作業をアシストするため、タンピングオペレーターのみで作業が可能です。
作業者の経験や勘に頼った調整は不要で経験差が出ず、高い計画精度が保たれます。

MTT施工の品質やコストにお悩みがあれば、ぜひご相談ください。

TECHNOLOGY 01-01NtiRT
独自のMTT技術
MTT運用を劇的に進化させるレールテック独自の技術です。
復元作業計画の作成機能とMTT制御システムをパッケージ化し販売しています。
NtiRTとは
「復元波形」を用いたMTT施工の技術を、他の鉄道事業者様でも使用可能とするため、汎用化システム「NtiRT」を開発しました。
「NtiRT」は既存のPlasser & Theurer 社製のMTTに導入可能なシステムです。


NtiRTは、公益財団法人鉄道総合技術研究所の軌道保守管理データベースシステム「LABOCS」をベースに軌道整正演算処理を行うシステムです

NtiRTの導入や運用については、ぜひお気軽にお問い合わせください。

TECHNOLOGY 01-02MTT技術者研修
独自のMTT技術
MTTを取り扱うオペレーターはMTTの構造や操作に対する知識と技術が求められます。
MTT技術者研修では、MTTの「機械構造」「装置」「操作」「応急復旧」等の内容を、机上および実機実習を通じて習得していただけます。
研修内容
研修内容は、各社の要望に応じて研修期間・時間・場所・設備等含めて打合せをさせていただきながら、目的に沿った研修項目を作成していきます。また、研修内容に応じた使用する資料も打合せさせていただきます。
研修実施例(研修期間:14日間)
日数 机上/実習 主な講習内容
7日間 机上研修 ●主要諸元・機械(エンジン、油圧モーター、作業装置他)
●操作方法、日常等メンテナンス
●安全装置、油圧装置、空気装置、電気装置、走行装置、検測装置
●パーツリスト説明(機械系、電気系)
●回路図(油圧、空気、電気)
●定期検査方法
●各部調整方法
7日間 実機実習 ●始業前点検、定期点検方法
●作業装置説明
ユニット(タンピング、リフティング、ライニング)
システム(レベリング、ライニング)
●作業装置セット、オフセット
●タンピング操作技術訓練
●機械調整(0点調整、電気装置)
●応急復旧(走行装置、作業装置、その他トラブル)

MTT技術者の育成にお悩みのことがあれば、
ぜひご相談ください。

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