土木構造物の検査
橋りょう、トンネル、土工等設備(盛土・切土)について、定期的な検査の計画、実施、健全度の評価、変状原因の推定等を行っています。検査を行うには、各専門分野に関する設計から施工までの幅広い知見が求められます。
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橋りょう
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トンネル
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土工等設備(盛土・切土)
我々に求められている役割、それは、
「次世代に良質な土木構造物を引き継いでいくこと」。
鉄道の構造物は建設された年代が幅広く、中には経年劣化が進んでいるものもあります。線路を取り巻く多くの土木構造物に対して、検査・調査・診断を実施し、適切なメンテナンス方法を提案することで列車の安全走行に貢献しています。
一方、土木構造物の建設や補修工事においては、ライフサイクルコストを視野に入れた良質な構造物を建設していくことも、将来のメンテナンスにとって非常に重要な要素です。そのため、「安全」で「高品質」な鉄道土木工事の施工を実現する工事監理を提供しています。
事業概要
土木構造物を健全な状態のまま次世代に引き継いでいくために。
橋りょう、トンネル、斜面・築堤、駅ホームといった鉄道土木構造物には、建設後100年を超えるものも少なくありません。しかし、丁寧な維持管理が行われてきたことによって、現在も多くの構造物が健全な状態で活躍しています。私たちは、先人から受け継いだこれらの土木構造物を健全な状態のまま次世代に引き継いでいくことで、お客様が安心して鉄道をご利用いただけるよう、土木構造物の検査・調査に基づく診断業務や土木構造物の建設、改良、補修に関わる工事監理業務、さらに、列車走行による騒音、振動等の環境測定等を行っています。
橋りょう、トンネル、土工等設備(盛土・切土)について、定期的な検査の計画、実施、健全度の評価、変状原因の推定等を行っています。検査を行うには、各専門分野に関する設計から施工までの幅広い知見が求められます。
定期的な検査で抽出された変状について、より詳細で客観的な情報を得るため、計測機器による測定や試験、解析を実施するなど、構造物の診断や対策の提案を行っています。調査を行うには、専門分野に関する高度な専門的応用能力と課題解決能力が求められます。
鉄道施設や鉄道に近接した土木構造物の建設・改良・補修工事を、安全かつ所定の品質・工期で完成させるため、施工会社が設計に基づき適切に施工しているかを確認する工事監理を行っています。