レールテック

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数字でわかる!レールテック SPECIAL CONTENTS

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数字でわかる!レールテック

数字でわかる!レールテック。
日本の鉄道交通を陰で支えるレールテックを紐解くヒントは
数字に隠されている。ぜひ私たちの仕事について知ってください。

知
  • 7,206口
  • 116歳
  • 0.03mm
  • 48,302km
  • ∞(無限大)
  • 10年
  • 8,113組
  • 67件
  • 3.4倍
#02

116歳

東海道本線 新大阪~大阪間
上淀川橋りょうの経年(1899年製作)

100歳を超えてなお現役のこの橋りょうが
いつまでも健全な状態で列車の運行を支えられるように、
維持管理をしていきたい。

上淀川橋りょうは、1899年(明治29年)にアメリカで製作され、太平洋を渡って大阪にやってきた。今年で116歳を迎える長大橋りょうである。製作された時には、レールテックで働く私たちはまだ誰も生まれていなかった。先人達が作り、そして維持管理してきた橋りょうを、私たちの手で次の世代へと確実に引き継いでいく。私たちレールテックは、このような非常に価値のある橋りょうを維持管理している。
「今年で116歳を迎えるが、この橋りょうが200歳、300歳と迎えられるように、これからも確実な維持管理をしていきたい。」と七村は話してくれた。

#03

±0.03mm

大型削正機械を操作して削る
レール表面の厚さ

非常に重い電車が支えているレールを、0.03mmという薄さで表面を削り、
レールの傷や凸凹を取り除いて、日々のメンテナンスを行っている。

レールは365日、営業列車、貨物列車などと様々な列車を支えている。 列車が通過するたびにレールにはダメージが蓄積され、表面には小さな傷や、凸凹が生じる。このようなレールの傷や凸凹をそのままにすると、
・列車通過時に騒音、振動が発生してしまう
・表面の傷が進行して内部に亀裂に入ってしまう
・レールの寿命が縮んでしまう
このような状況を未然に防ぐために、レールテックは様々なレール削正車を使い、0.03mmという非常に薄い単位でレールの表面を削り、傷や凸凹を取り除いている。オペレーターは、0.03mmという非常に薄い単位でレールを削ることから、機械の動きがおかしくないか、必要以上にレールを削りすぎていないかということを常に確認しながら機械を調整して作業を進めている。レールを理想の形に、かつ、効率的に削るためには、様々な機械の動かし方や削り方のパターンを考える必要がある。このパターンを研究する竹森は、「日々もっと良いパターンを考えて現場の人が仕事をしやすくするのが僕の仕事です。」と話してくれた。

#01

7,206口

レールの溶接口数はギネス級?!
日本最多のフラッシュバット溶接

乗り心地を向上させるためには、レール同士の継目をなくして溶接を行い、
列車の振動を最小限にする必要がある。そのために、
25m同士のレールをくっつけて200mのロングレールをつくっている。
JR西日本管内すべてのロングレールの製造は、
レールテックの溶接技術センターが担っている。

レールテックの溶接技術センターでは、25m・50mの素材レールを用いて200mのロングレールを製造している。工場の全長は600mにも及び、製造については11の工程がある。その中でも、スウェーデンのエザブ社製溶接機を用いた溶接工程が特徴的であり、素材レール同士を1300℃の高温で熱してくっつけている。 溶接部の凹凸の仕上がりは0.5mm以下と非常に高い精度が要求されることから、レール同士をくっつける工程は一瞬たりとも気を抜くことができない。 中島は、「この仕事は非常に大変であるが、非常にやりがいのある仕事である。電車と直接接触するレールのでき次第で電車の乗り心地は大いに変わってくる。そのためにも、常にここで使われている機械と手・目・耳で会話をし、機械の不具合をすぐに見つけてあげ、直したり、設定を変えることが大事である」と出来上がったレールをみながら語ってくれた。

#04

5,015.7km

地球1周分を超える程の
ドクターイエローの年間検査距離

線路の状態は、最高300km/hで走行する新幹線の速度や重さで負担がかかり、時に異常も発生する。レールテックは、新幹線軌道検測車(愛称はドクターイエロー)に乗務し、1年を通して定期的に線路状態の検査を行っている。それにより、線路の異常箇所を即座に発見できることに繋がっている。

レールテックの検測調査部では、誰もが1度は聞いたことがあると思われるドクターイエローに乗務し、数多く走行する新幹線のダイヤの合間を縫って、線路状態の調査を行っている。レールテックは、JR西日本が所有しているドクターイエローに乗務して車内に搭載されている検査機器を使用し、線路状態をくまなくチェックしている。ドクターイエローで、列車走行時の揺れの原因である線路の異常箇所を発見したら、その情報は直ぐに線路補修作業の関係者に通達され、迅速に異常箇所の線路修繕を行う仕組みになっている。それにより、列車の乗り心地の向上を図ると共に、鉄道トラブルの未然防止にも役立っている。
検測調査部の平松社員は、「新幹線の軌道検測は270km/hという高速の中で作業を行っているので、非常に緊張感を伴うが、その反面、新幹線を安全に運行させているという使命感を持っています。」とその想いを語ってくれた。

#06

8,113組(平成26年度実績) (平成26年度実績)

レールテックが一年間に検査する
分岐器の数

分岐器とは、列車が線路内を走行中に進路を変えることのできる唯一の装置である。 線路は、レールと分岐器で構成されており、レールテックでは1年間に新幹線と在来線併せて8,113組もの様々な分岐器の検査を行っている。

線路内で列車の走行中に進路を変えられるのは分岐器だけである。 分岐器はレールに比べて多くの部品から構成されており、その構造は複雑である。また、列車が通過するとき分岐器には非常に大きな衝撃が発生する。そのため分岐器を定期的に検査することは、列車を安心して走らせるために非常に重要なことである。
レールテックでは、分岐器の摩耗度合いの把握、分岐器がきちんと作動するか、分岐器の内部に傷がないかといったような検査を行う。時には分岐器を分解して検査を行うこともある。分岐器の検査には、多くの種類が存在し、その検査は難しく奥が深い。 現在、レールテックでは、講師に分岐器メーカーのOBの方にお越しいただき、分岐器学級という社員育成プログラムを実施している。分岐器の知識や技能を3年間みっちりと学び、分岐器のスペシャリストを育成するプログラムである。 この分岐器のスペシャリストが中心となり、8,113組もの分岐器の検査を行っている。

#08

100%

レールテックへの社名変更後、
10年間の社員数の増加率

レールテックは平成16年の社名変更当時、329人であった社員数が
10年を経過する平成26年には1,166人と実に3.4倍も増加し、
全社員が一丸となり鉄道を守っている。

レールテックの前身である「西日本機械保線株式会社」は、山陽新幹線の軌道整備事業、保線用機械の研修業務を行う会社として、平成4年4月に設立された。その後、平成16年に「株式会社レールテック」へと社名変更後、JR西日本の100%子会社となり、既存業務に加え、JR西日本の軌道検査業務、土木調査・検査業務等も受注する会社となり、業務の幅が非常に広がった。
この業務の拡大に対応し、会社の急成長を支えたのは、OBを含めたレールテックで働く社員一人ひとりの力である。私たちは今後も社員一人ひとりが持つ技術力や技術開発力への自信、JR西日本の鉄道を維持・発展させるという大きな責務を担っているという誇りを持って、日々の仕事に取り組み、さらなる成長と発展を果たすことができるように新しいことにも積極的に挑戦する。
そのためにも、レールテックで働く社員一人ひとりを大切にし、社員の成長を積極的に支援できる明るく前向きな職場をつくることができるように努力している。

#05

5,015.7km

自動車事故から社員の身を守るための
機器の装備率

レールテックで使用する自動車には、バックモニター、ドライブレコーダー、
居眠り運転を防止するための機器(スリープバスター)が100%装備されている

レールテックには会社の根本的な考え方である企業理念と安全理念が存在する。
安全理念の冒頭に「私たちは、過去の触車事故や自動車事故による死亡事故を忘れることなく、人の命を守るため、安全最優先こそ最大の考動であるとの決意のもと、安全理念を定めます」とあるように悲しい自動車事故は二度と起こしたくないという想いがある。
そのためレールテックで使用する280台を超える自動車には、バックモニター、ドライブレコーダー、居眠り運転を防止するための機器(スリープバスター)を100%装備している。
レールテックの仕事は現場にある。現場に行くためには自動車を運転する必要である。特に夜の作業が終わった明け方には、身体もつかれ、眠くもなる。このようなときに事故は起こりやすくなる。「自動車事故を100%防ぎたい。これらの機器を活用して自らの命を守り、自動車事故の確率を0に近づけたい。」これらの機器の設置を提案した田次が語ってくれた。

#07

5,015.7km

技術開発支援制度による技術開発の件数

レールテックでは、作業の品質向上、効率化、安全性向上を実現するために、現場社員が自ら開発を行う「技術開発支援制度」を実施している。

レールテックでは、技術の継承のみならず、技術開発にも積極的に取り組んでおり、その取組みの一つが「現場における技術開発支援制度」だ。この制度は、現場の課題を解決するために、実際に直面している現場社員自らが1件当り20万円未満の開発を行うというものであり、平成24年度から施行している制度である。平成26年度においては計57件の開発が行われた。ここでは、岡山支店岡山新幹線営業所の「音声入力方式による様式記入の簡略化」として技術開発に取組んだ内容を紹介したい。
マルタイ作業時の仕上がり確認時には、縦横距離測定器を用いた検測を行う。従前は軌道中心から基準杭までの距離をIpadに手入力していたが、数値の誤入力や入力に時間を要するといった問題点があった。この課題への対策として、Ipadからタフパットモバイルに変更し、音声入力を可能したことで、誤入力防止や入力時間の短縮が可能となった。
また、昨年度の1件当り20万円以上の開発は10件であった。その中から一例を紹介したい。広島支店業務部機械では、「バラスト手元作業の省力化」を目指して、軌陸バックホウのアーム先端部にバラストかき上げと同時にバラストを締め固めるためのバイブレーション機能の二つの機能を組み合わせたアタッチメントを開発した。このように、「現場の声から生まれた技術開発」と「本社が主導する将来を見据えた技術開発」いうふたつの柱から、将来の労働力減少への対応等を考えた技術開発を積極的に進めている。
また開発した製品は、自社が業務を行っているフィールドで試験を行うことで、更なる改良、発展を目指していくことが可能であり、技術開発を行っていく上での良好な環境が整っているのである。
本社で現場の技術開発支援を行っている技術開発部では、「現場の声から生まれた技術開発を、将来を見据え会社全体で支援を行う。そこが、レールテックの技術開発の良いところだ」と話している。

#09

5,015.7km

社員と社員の家族の満足度は
無限大を目指す!!

レールテックでは社員の家族も社員同様大切な会社の一員であると考えており、社員と社員の家族の満足度を無限大にすることを目指し、
様々な取組みを企画・実施している。

レールテックには眼鏡をかけた社員が多いということではない。 社員がいい仕事をするためには、その社員の家族の理解と協力が必要である。そのためにもレールテックでは、社員を支えてくれる社員の家族のことを社員と同じように大切にすることが非常に重要であると考えている。社員の家族には、会社を知ってもらう機会を提供すべきであると考え、かつ、楽しみを共有しながらそれを実現していきたいということで、様々な家族参加型のイベントを企画・実施している。
その代表的な取り組みとして挙げられるのが、レールテックへの社名変更後10周年を記念して実施した大阪での全社イベントである。西日本各地から多くの社員とその家族を招待することができ、沢山の感謝のメッセージをいただいた。また、エリア各地ではバーベキューなクルージングなど、社員と家族が参加して楽しめるイベントを企画・実施している。それらを通じて、社員を支える家族に感謝しつつ、社員とその家族に夢を与え続けたいと考えている。
目指すは社員の家族の満足感、無限大!!そんな取り組みを目指している。

 

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